2025/12/12 12:01
◎能越道、29年春に本格復旧 地震で大規模崩落
国土交通省は12日、能登半島地震で被災した石川県内の能越自動車道が2029年春までに全線で本格復旧する見通しとなったと発表した。盛り土の大規模崩落地点などで作業が順調に進むことを前提に、工事完了のめどが立ったとしている。能越道は、金沢市や富山県方面から半島北部にアクセスする際の基幹となる道路。
応急的な復旧により急カーブや急勾配が生じた箇所では、今年末までに被災前と同程度の走行環境に戻す。
工事が進んでいるのは、石川県輪島市と七尾市を結ぶ49キロの区間。一部区間は県が道路を管理しているが、道路が崩落するなど大きな被害が発生したため、国交省が工事を代行している。
TOPへ戻る