2025/11/26 09:49

◎米和平案「相違わずか」 トランプ氏、ロシアと協議指示

 【ワシントン、キーウ共同】トランプ米大統領は25日、交流サイト(SNS)で、ロシアのウクライナ侵攻を巡る米和平案について「相違点はわずかだ」と主張し、交渉がまとまるめどが付けば、ロシアとウクライナの両首脳と会談する意向を示した。和平案を最終決定するため、ウィットコフ和平交渉担当特使にロシアでプーチン大統領と協議するよう指示した。
 ウクライナのゼレンスキー大統領は近く訪米してトランプ氏と会談する方向で調整。トランプ氏は全ての対立点が解消されなくても、戦闘停止を最優先にして合意を取りまとめたい考えだ。「合意は間近だ」とアピールし、ロシアとウクライナ双方への圧力を強めた。
 CNNテレビによると、和平案のうち(1)領土問題(2)ウクライナ軍の規模(3)ウクライナの北大西洋条約機構(NATO)加盟の是非―で米国とウクライナが合意していない。米ウクライナが合意したとしても、ロシアが拒否する可能性があり進展は依然見通せない。

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