2025/11/15 11:57
◎変わり羽子板300点一堂に 久月本社で40年の歴史展
明るい話題を提供した時の人を描いた「変わり羽子板」を1986年から毎年発表している人形メーカー「久月」の本社(東京)で、これまで発表した羽子板約300点を一斉に展示する「変わり羽子板 40年の歴史展」が15日、始まった。12月に予定している今年の発表で40回目となるのを前に、歴史を振り返る一斉展示を初めて企画した。
久月によると、これまでに描かれた人物はアニメのキャラクターなどを除き計368人。最も多く登場したのは、プロ野球元巨人の長嶋茂雄さん(6回)。2位は長嶋さんの指導を受けた松井秀喜さんと、米大リーグで活躍する大谷翔平選手(各5回)だった。
職業別では80人の政治家が最多。86年に来日し「ダイアナ・フィーバー」を巻き起こした英国のダイアナ妃や米アップル創業者スティーブ・ジョブズさんら海外の人物も描かれた。1枚に夫婦やきょうだい、親子を描いた作品もある。
横山久俊社長は「お客さんに見て明るくなってほしい」と話した。
料金は保存維持協力金として大人千円(高校生以下無料)。30日まで。
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