2025/11/13 15:40

◎拝殿の大杉玉かけ替え、奈良 大神神社、酒まつり前に

 酒造りの神様として知られる奈良県桜井市の大神神社で13日、拝殿の大杉玉がかけ替えられた。大きさは直径約1・5メートル、重さ約200キロ。ワイヤと滑車を使い、6人がかりで慎重に天井までつり上げて金具に固定すると、巫女が「三輪明神」「志るしの杉玉」と書かれた木札をつけた。
 大杉玉は、球状に編んだ竹籠にご神体の三輪山の杉枝をびっしり差し込み、丸く刈り込んで整える。2、3人で作業して3、4日ほどかかるという。巫女は「おいしいお酒ができますようにと願いを込めた」と話した。
 かけ替えは毎年、蔵元や杜氏が酒造りの安全祈願を祈る「醸造安全祈願祭(酒まつり)」(14日)の前に行われている。

前の記事 次の記事

この記事を知人に転送

Suica「ペンギン」卒業へ 26年度末、機能進化で
ディズニーで早くもクリスマス 10年ぶりにパレード刷新
東北・上越新幹線、終電繰り上げ 26年春から、作業員確保難しく

>>暮らし・話題ニュースのアクセスランキング

このカテゴリの一覧
TOPへ戻る