2025/11/12 18:37

◎いすゞ純利益11%減 9月中間、米関税や為替で

 いすゞ自動車が12日発表した2025年9月中間連結決算は、純利益が前年同期比11・1%減の698億円だった。主力の日本やアジアでトラック販売が堅調だったものの、トランプ米政権の高関税に加え、前年同期に比べ円高ドル安で推移し輸出の採算が悪化したことも響いた。
 米国の日本製トラックに対する関税は10月まで15%だったが、11月1日に産業保護と安全保障の確保を理由に、中・大型製品に25%の追加関税を発動した。いすゞは「影響は確認中だ」と説明している。
 売上高は5・4%増の1兆6373億円。本業のもうけを示す営業利益は21・1%減の1046億円だった。為替が215億円、米関税は50億円の減益要因となった。

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