2025/11/11 19:08

◎中国、満州国を例に日本批判 存立危機答弁、警戒高まる

 【北京共同】在日本中国大使館は11日、日本のかいらい国家として建国された満州国を例に出し「日本は歴史上、たびたび『国家存亡の危機』という言い訳で対外侵略を発動した」とX(旧ツイッター)に投稿した。高市早苗首相が「台湾有事は存立危機事態になり得る」と国会で答弁したことを踏まえ、日本を批判した。
 日本が台湾有事に介入する事態を満州事変と結び付け、高市氏をけん制する狙いとみられる。11日付の中国各紙は高市氏の答弁に中国が抗議したと報じた。中国で高市政権への警戒感が高まっている。
 中国大使館の投稿は、1931年の柳条湖事件で日本が「アジア諸国への侵略戦争」を引き起こしたと指摘した。

前の記事 次の記事

この記事を知人に転送

台湾警察、タイ人少女の母を拘束 日本置き去り、移送検討
台湾で「岩手県職員また逮捕」 6月にも同じ駅で盗撮疑いと報道
アンドルー英王子称号剥奪 疑惑巡り米下院が聴取要請

>>国際ニュースのアクセスランキング

このカテゴリの一覧
TOPへ戻る