2025/09/16 08:49

◎人道支援資金の調達、19% 国連危機、米援助削減で

 【ニューヨーク共同】国連人道問題調整室(OCHA)のフレッチャー室長は15日、ニューヨークの国連本部で記者会見し、世界中の人道支援に充てる資金として今年必要とされる455億ドル(約6兆7千億円)のうち19%に当たる約87億ドルしか調達できていないと明らかにした。調達済みの資金は昨年同時期より約4割減少した。
 トランプ米政権が対外援助資金を削減した影響が大きく、フレッチャー氏は危機感を訴えた。資金不足によって支援現場に影響が出始めていると指摘。国連児童基金(ユニセフ)の分析では、2026年までに世界で新たに600万人の子どもが学校に通えなくなる恐れがある。

前の記事 次の記事

この記事を知人に転送

容疑者はトランス女性と交際 米活動家射殺、当局が関連を捜査
米保守系政治活動家が撃たれ死亡 討論中、トランプ氏当選に貢献
米活動家射殺で容疑者拘束 友人に犯行告白、知事発表

>>国際ニュースのアクセスランキング

このカテゴリの一覧
TOPへ戻る