2025/08/14 09:10

◎通信アプリの通話機能制限 ロシア当局、犯罪利用を理由に

 【モスクワ共同】ロシア通信情報技術監督庁は13日、ロシア国民が幅広く利用する通信アプリの「ワッツアップ」や「テレグラム」について、通話機能の部分的な制限を始めたと発表した。理由として詐欺や破壊活動、テロ活動の勧誘に利用されていることを挙げた。
 ロシア国内では数日前から両通信アプリの通話機能に障害が出ているとの声が上がっていた。
 同庁は両通信アプリの運営者に対し、犯罪に利用されないよう対策を求めてきたが、無視されたと表明。制限の対象は通話機能に限るとした。メッセージ送信には影響しないとみられる。デジタル発展省は、両通信アプリの運営者が当局の要請に応えれば通話機能は再開されると発表した。

前の記事 次の記事

この記事を知人に転送

当事国不在で領土交換議論 米ロ首脳、停戦合意せず
米、ロシアに領土返還要求へ 「最初の2分」で取引見極め
韓国前大統領の妻を逮捕 複数疑惑、夫婦で拘束

>>国際ニュースのアクセスランキング

このカテゴリの一覧
TOPへ戻る