2025/07/25 09:02

◎汚職捜査権限保護へ新法案を提出 ゼレンスキー氏、抗議で軌道修正

 【キーウ共同】ウクライナの汚職捜査機関の権限を弱体化する法改正を巡り、ゼレンスキー大統領は24日、捜査機関の独立性を担保する新たな法案を議会に提出した。EU加盟条件となる汚職撲滅の動きに逆行するとして、全土で抗議活動に発展していた。
 ゼレンスキー氏は法案提出に当たり「捜査機関の独立性を完全に保証する。国民がこうした出来事に適切に反応することは重要だ」と述べ、抗議活動の高まりを受け軌道修正したと認めた。
 ただ、法案提出後もキーウ中心部で抗議活動が実施された。
 ゼレンスキー氏は22日、国家汚職対策局と特別汚職対策検察の独立性を大幅に制限して事実上、検察の傘下とする法案に署名した。

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