2025/07/22 18:50

◎三菱自動車、中国エンジン撤退 車両に続き、需要低迷受け

 三菱自動車は22日、中国でのエンジン生産事業から撤退したと発表した。需要低迷を受け現地企業との合弁関係を今月解消した。三菱自は2023年に中国での車両生産からも撤退しており、経営資源を今後成長が見込める東南アジアなどの重要市場に集中させる。
 合弁会社は中国航天汽車などと遼寧省瀋陽市で1997年に設立。三菱自や地場メーカーの車両向けにエンジンを供給してきた。三菱自の車両生産撤退後も生産を続けてきたが、中国市場の電気自動車(EV)への急速な需要シフトなどを受け撤退を決めた。アフターサービスは継続する。
 合弁解消後も工場はそのまま生産を続け、従業員の雇用も継続される見通しだ。

前の記事 次の記事

この記事を知人に転送

日米関税交渉が合意、税率15% 自動車半減、日本はコメ輸入拡大
日本発キャラを海外売り込み 伊藤忠商事「んぽちゃむ」
為替相場  23日(日本時間23時)

>>経済ニュースのアクセスランキング

このカテゴリの一覧
TOPへ戻る