2025/07/19 18:00

◎情報機関から「報酬得た」と認定 中国裁判所、邦人「スパイ活動」

 【北京共同】中国で「スパイ活動を行った」として実刑判決を言い渡されたアステラス製薬の日本人男性社員を巡り、情報機関の依頼を受けて中国の国内情勢に関わる情報を提供し、報酬を得ていたと中国の裁判所が認定していたことが分かった。日中関係筋が19日明らかにした。
 裁判所は男性の一連の行動を「スパイ活動」と認定したものの、具体的な行動について説明はなかった。依頼した情報機関名などは明らかになっていない。控訴期限は今月下旬だが、男性は控訴しない方針。
 男性は60代でアステラス製薬の現地法人幹部を務めた駐在員。今月16日、北京市の第2中級人民法院が懲役3年6月の実刑判決を言い渡した。

前の記事 次の記事

この記事を知人に転送

MAGAは「愚かな人々」 トランプ氏支持者突き放す
ベトナムで観光船転覆37人死亡 世界遺産のハロン湾
コニー・フランシスさん死去 米歌手「可愛いベイビー」

>>国際ニュースのアクセスランキング

このカテゴリの一覧
TOPへ戻る