2025/07/18 17:24

◎ロシア産原油上限引き下げで合意 EU、市場価格比15%安く

 【ブリュッセル共同】EU加盟国は18日、ウクライナ侵攻を続けるロシアへの新たな制裁で合意した。2022年12月から設定しているロシア産原油の上限価格を1バレル=60ドル(約8900円)の固定値から、直近3カ月の市場平均価格より15%安い変動値とすることが柱。現状では47・6ドルとなり、引き下げとなる。
 既存の上限価格はEUと先進7カ国(G7)で設定したが、今回の合意に米国が賛同するかどうかは不透明。上限価格を上回る取引は海上輸送の保険が認められないため、ロシアは原油を売りづらくなり、主要収入源が打撃を受けることになる。

前の記事 次の記事

この記事を知人に転送

MAGAは「愚かな人々」 トランプ氏支持者突き放す
米、ロシア取引国に「2次制裁」 プーチン大統領に「失望した」
米「モスクワを攻撃できるか」 ウクライナに質問と報道

>>国際ニュースのアクセスランキング

このカテゴリの一覧
TOPへ戻る