2025/07/12 18:51

◎トランプ政権が無差別摘発と指摘 移民、人種で判断の恐れと米地裁

 【ニューヨーク共同】米ロサンゼルスの連邦地裁は11日、トランプ政権がロサンゼルスなどで、人種や言語だけで判断して無差別に移民を摘発した恐れがあると指摘し、そうした取り締まりの差し止めを命じる仮処分を出した。米メディアが伝えた。また移民収容施設での弁護士との接見を認めるよう命じた。
 ロサンゼルスでは6月上旬の移民・税関捜査局(ICE)による移民取り締まりを契機に抗議活動が広がり、トランプ政権が州兵を派遣。一部のデモ参加者が暴徒化する事態となった。
 連邦地裁の判事は、6月上旬の取り締まりが合理的な疑いなく移民を拘束する違法な摘発だった可能性が高いと仮処分の決定理由を説明した。

前の記事 次の記事

この記事を知人に転送

米、ロシア取引国に「2次制裁」 プーチン大統領に「失望した」
米「モスクワを攻撃できるか」 ウクライナに質問と報道
銃撃から生還で自負、政策先鋭化 トランプ氏、暗殺未遂から1年

>>国際ニュースのアクセスランキング

このカテゴリの一覧
TOPへ戻る