2025/07/09 11:17
◎米・イスラエル首脳が再会談 ガザ停戦案巡り、2日連続
【ワシントン共同】トランプ米大統領は8日、ホワイトハウスでイスラエルのネタニヤフ首相と会談した。公表されていた予定になかった再会談で、7日に続きパレスチナ自治区ガザの停戦案を約90分間議論した。両首脳の会談に先立ち、仲介国カタールの代表団がホワイトハウスでウィットコフ中東担当特使と協議した。ニュースサイト、アクシオスが報じた。
カタールでは6日からイスラエルとイスラム組織ハマスが間接交渉を続けており、その最中にカタール代表団が訪米するのは異例。交渉が大詰めを迎えているもようだ。
ウィットコフ氏は8日、間接交渉で「四つの問題が一つに絞られた」とし「今週中の合意が可能だ」と期待を示した。
トランプ氏はホワイトハウスで記者団に「ガザは悲劇だ。長年の憎しみが存在し、難しい問題だが、持続可能な解決策を導き出せると思う」と語った。米連邦議会を訪れたネタニヤフ氏は「できる限り早い合意を望む」とする一方「全ての人質奪還や、ハマスの軍事部門とガザ統治能力の解体が不可欠だ」と訴えた。
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