2025/07/08 15:51

◎元労組トップ、異色の店長 現場重視、記憶残るおもてなしを

 西武池袋本店の寺岡泰博店長は9日の一部開業を前に共同通信のインタビューに応じ「記憶に残るおもてなしをしたい」と語った。労働組合のトップから転じた異色の店舗責任者として、現場重視で従業員が生き生きと働ける売り場をつくる方針を示した。
 寺岡氏はそごう・西武の労組委員長だった2023年、現在の親会社である米投資ファンドに会社が売却される事態に直面した。店舗存続を求める署名を集め、大手百貨店として61年ぶりとなるストライキを主導。「多くの人に愛されていると強く感じた」と振り返る。
 寺岡氏は「人を生かした店づくりをしないと結果的に厳しくなる。そこを訴えていくことが店長をやる意味だ」と話した。

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