2025/07/02 18:08

◎東京円、一時144円台 FRBの早期利下げ観測が後退

 2日の東京外国為替市場の円相場は対ドルで下落し、一時1ドル=144円台前半を付けた。米連邦準備制度理事会(FRB)の早期利下げ観測が後退し、日米の金利差の拡大を意識した円売りドル買いが優勢となった。
 午後5時現在は前日比82銭円安ドル高の1ドル=143円89〜91銭。ユーロは82銭円安ユーロ高の1ユーロ=169円41〜45銭。
 円安ドル高が進んだ背景には、国内輸入企業による実需のドル買いもあった。市場では「日米関税交渉の行方を見極めたいとする投資家の様子見姿勢が目立った」(外為ブローカー)との声もあった。

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