2025/06/25 19:27

◎原爆投下引き合いに正当化 トランプ氏、対イラン攻撃

 【ハーグ共同】トランプ米大統領は25日、米軍によるイランの核施設攻撃が「戦争を終結させた」とし、広島や長崎への原爆投下と「本質的に同じことだ」と述べた。米国では原爆投下が第2次大戦を終わらせたとして正当化する意見が根強い。原爆投下を引き合いに出して軍事行動を正当化したことで物議を醸しそうだ。
 オランダ・ハーグで北大西洋条約機構(NATO)のルッテ事務総長と会談した際、記者団に語った。トランプ氏は米軍の攻撃がなければ、イスラエルとイランは「今ごろ戦い続けていた」と指摘。「広島や長崎の例は使いたくないが」と断りつつ、停戦合意につながったとの考えを示した。
 攻撃によってイランの核開発計画を「数十年」遅らせたと主張した。数カ月後退させただけにとどまったとする米情報機関の分析を「彼らは何も分かっていない」と批判した。

前の記事 次の記事

この記事を知人に転送

遭難の女性医師、死亡確認 1人救助、ペルーの6千m峰
米、地下深すぎ貫通弾断念 イラン核施設イスファハン
稲田さんの遺体、中腹まで搬送 ペルー最高峰で遭難、死亡

>>国際ニュースのアクセスランキング

このカテゴリの一覧
TOPへ戻る