2025/05/08 17:03
◎印パ、保有核兵器数は拮抗 兵力はインドが2倍
【ニューデリー共同】係争地でのテロを発端として武力衝突に発展したインドとパキスタン。軍事力を比較すると、陸海空の兵員数ではパキスタンの約70万人に対しインドが約140万人と優位に立つ。両国とも核兵器を保有しており、推計核弾頭数はインド172発、パキスタン170発と拮抗している。
英シンクタンク、国際戦略研究所(IISS)のデータを基にしたロイター通信の報道によると、戦闘機、攻撃機はインドが730機でパキスタンは452機。戦車はインドの3740台に対しパキスタンは2537台。大砲はインドが9743門を保有する一方、パキスタンは4619門と半数程度にとどまる。
インドは伝統的な友好国ロシアからの兵器輸入が多かったが、ウクライナ侵攻の影響で納入に遅れが出ており、調達先の分散を進めている。既にフランスのラファール戦闘機36機を運用し、4月には同国政府との間でさらに26機を追加購入するとの協定を結んだ。
パキスタン軍はインドによる7日の攻撃に応戦し、ラファール3機など戦闘機計5機を撃墜したとしている。
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