2025/05/08 11:54
◎東証、午前終値3万6863円 反発、米株高波及も関税策は重荷
8日午前の東京株式市場は、日経平均株価(225種)が反発した。前日の米国市場で主要な株価指数がそろって上昇した流れを引き継ぎ、前日終値からの上げ幅は一時100円を超えた。一方、米関税強化策に伴う世界経済の先行き不透明感が重荷となった。このところの上昇基調の反動で利益を確定する売り注文に押され、下落に転じる場面もあった。
午前終値は前日終値比83円49銭高の3万6863円15銭。東証株価指数(TOPIX)は4・80ポイント安の2691・36。
平均株価への影響が大きい半導体関連株上昇が相場を押し上げた。米政権が半導体の輸出規制を見直す方針と報道で伝わったことが支えとなった。
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