2025/02/03 10:00
◎イスラエル軍、西岸で50人殺害 ネタニヤフ首相、米に到着
【エルサレム共同】イスラエル軍は2日、1月以降の占領地ヨルダン川西岸でのパレスチナ武装勢力を対象とした大規模掃討作戦で、少なくとも50人の「テロリスト」を殺害したと発表した。100人以上を拘束したとも強調し、作戦の継続を表明。一方、パレスチナ側はイスラエル軍の攻撃で複数の民間人が犠牲になっているとしている。
イスラエルメディアによると、ネタニヤフ首相は2日、米国に到着した。滞在中トランプ大統領と会談し、パレスチナ自治区ガザの停戦継続への対応やイスラエルとサウジアラビアの国交正常化などを協議する見通し。
イスラエル軍は2日、西岸のジェニンで建物23棟を破壊し、「テロリストの拠点があった」と主張。パレスチナ通信によると、難民キャンプの建物に仕掛けられた爆発物が同時に爆発した。
パレスチナ自治政府のアッバス議長はイスラエルによる西岸での軍事行動を受け、国連安全保障理事会に緊急会合の開催を要請。エジプトメディアによると、ガザ最南部のラファ検問所では傷病者らをエジプトに搬送する取り組みが続いた。
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