2025/01/31 09:10
◎イスラエルが110人釈放 ガザ停戦、身柄交換第3弾
【エルサレム共同】パレスチナ自治区ガザの停戦合意に基づき、イスラエル当局は30日、拘束していたパレスチナ人110人を釈放した。これに先立ちイスラム組織ハマスは人質のうち、イスラエル人3人とタイ人5人を解放しており、身柄交換の第3弾が完了した。
一方、国連は30日、イスラエルで国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)の国内活動を禁じる新法が施行された後も、UNRWAによるガザでの支援活動は続いていると明らかにした。UNRWAはガザ最大の人道支援機関で、停戦中の支援物資搬入などへの影響が懸念されていた。
19日発効の停戦で、ハマスは6週間の期間中にイスラエル人人質33人を段階的に解放することに合意。これまでにイスラエル人計10人を解放した。タイ人の解放はこの合意とは別に実施されたとみられる。これまでに釈放されたパレスチナ人は計400人に上る。
次の身柄交換は2月1日で、ハマスは新たに3人を解放する見込み。
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