2025/01/27 21:35

◎ガザ避難民「故郷帰還は喜び」 北部は徹底破壊、将来に不安も

 【エルサレム共同】「故郷に戻れるのは大きな喜びだ」。パレスチナ自治区ガザ中部や南部で長期の避難を強いられていた多数の住民が、荷物を抱え北部に向かった。ガザ南北を隔てる「ネツァリム回廊」が一部開放された27日、親しい人と抱き合って涙を流して喜ぶ姿があった。だが北部は徹底的に破壊されており、将来を悲観する声も上がった。
 元教師のジャワド・イスマイルさん(50)は、北部ガザ市から中部デールバラハに避難していた。この間、妻を失い「心に重くのしかかっていた」という。
 故郷では、近隣住民らとの再会を楽しみにするが「大切なものを失っていることに気づくかもしれない」と語り、涙を浮かべた。

前の記事 次の記事

この記事を知人に転送

米旅客機と陸軍ヘリが空中衝突 64人と3人搭乗「生存者なし」
米、追加関税を発表後に撤回 トランプ大統領、対コロンビア
元フィギュア世界王者が搭乗か 陸軍ヘリと空中衝突の米旅客機

>>国際ニュースのアクセスランキング

このカテゴリの一覧
TOPへ戻る