2025/01/08 04:54

◎スーダン準軍事組織が虐殺と断定 米政府、トップの司令官に制裁

 【ワシントン共同】米政府は、アフリカ北東部スーダンで国軍と戦闘を続ける準軍事組織、即応支援部隊(RSF)がジェノサイド(民族大量虐殺)をしていると断定した。ブリンケン国務長官が7日の声明で発表した。米政府はRSFトップのダガロ司令官らに制裁を科した。
 ブリンケン氏は声明で、RSFや民兵組織が子どもを含む民間人の殺害や性的犯罪を繰り返してきたと非難。RSFがジェノサイドをしていると断定したことは、スーダン国軍への支持を示すものではないとも強調した。
 財務省はダガロ氏の他、アラブ首長国連邦拠点のRSF関連企業7社も制裁対象に指定。米国内の資産を凍結し、米国人との取引を禁じる。

前の記事 次の記事

この記事を知人に転送

中国チベット地震、百人超死亡 M6・8、住宅3000棟超倒壊
ウクライナが越境攻撃地で反撃 ロシアは東部の要衝制圧
米主要紙の風刺漫画家辞職 トランプ氏巡り掲載拒否

>>国際ニュースのアクセスランキング

このカテゴリの一覧
TOPへ戻る