2024/12/23 16:28

◎ウクライナでクリスマス祝う 戦時中でも希望失わず

 【キーウ共同】ウクライナは25日、ロシアの侵攻開始から3回目のクリスマスを迎える。首都キーウ(キエフ)のクリスマスマーケット(市場)やキリスト教会の子ども向けイベントでは、市民らが「戦時中でも希望は失いたくない」との思いを抱きながら笑顔を見せている。
 首都中心部から離れた週末の遊園地では、子連れやカップルらがクリスマス市場で食事したりスケートをしたり、戦時中にもかかわらず「日常の生活」を楽しんでいた。
 「ここにいると希望を抱ける」。激戦地、東部ハリコフ州の前線近くの町から妻と2人の子どもと共に訪れたセルギーさん(48)が語った。
 市内の教会では21日、子ども向けのイベントが開かれ、歌や踊りでクリスマスを祝った。最後に一人ずつプレゼントを受け取ると、子どもたちは満面の笑みを浮かべていた。
 キーウでは20日、ロシア軍による弾道ミサイルなどの攻撃で死者が出たばかり。中心部の世界遺産、聖ソフィア大聖堂前に設置されたクリスマスツリーにはつかの間の安らぎを得ようと連日多くの市民らが訪れている。

前の記事 次の記事

この記事を知人に転送

独東部Xマス市に車、死者5人に 負傷200人、無差別襲撃か
共和党内の求心力にほころび トランプ氏、予算案で造反される
トランプ氏、パナマ運河に不満 通航料「不公平」、返還要求も

>>国際ニュースのアクセスランキング

このカテゴリの一覧
TOPへ戻る