2024/12/18 01:07

◎ロシア首都で爆発、軍高官死亡 ウクライナ当局実行か

 【モスクワ、キーウ共同】モスクワ東部の住宅入り口付近で17日朝、電動キックボードに仕掛けられた爆発物が爆発し、ロシア軍中将のイーゴリ・キリロフ放射線化学生物学防護部隊長とその補佐官が死亡した。ロシア連邦捜査委員会は殺人とテロ容疑で捜査を開始したと発表した。インタファクス通信などが報じた。ウクライナ治安筋は、同国保安庁が特殊作戦で殺害したと共同通信に明らかにした。
 治安筋はキリロフ氏について「戦争犯罪者であり、完全に正当な標的だ」と述べた。禁止されている化学兵器でウクライナ軍を攻撃するよう命令したとして「報復は免れない」と主張した。
 保安庁は事件発生前日の16日、キリロフ氏がウクライナ東部や南部の前線で、化学兵器の使用を命じた疑いがあると発表していた。キリロフ氏の命令によって化学兵器が使われたケースは、4800件に上るとした。
 爆発はキリロフ氏らが午前6時ごろに自宅を出る際に発生。爆発の威力はTNT火薬1キロ以上相当だったという。

前の記事 次の記事

この記事を知人に転送

独東部Xマス市に車、死者5人に 負傷200人、無差別襲撃か
共和党内の求心力にほころび トランプ氏、予算案で造反される
マスク氏の影響拡大に警戒感 予算案に介入、共和党も戸惑い

>>国際ニュースのアクセスランキング

このカテゴリの一覧
TOPへ戻る