2024/09/19 10:57

◎通信機器が連日爆発、20人死亡 レバノン日本製トランシーバーか

 【エルサレム共同】レバノンの首都ベイルート郊外など同国各地で18日、新たに通信機器が相次ぎ爆発し、20人が死亡、450人以上が負傷した。ロイター通信によると、機器は親イラン民兵組織ヒズボラが使うトランシーバー。大阪市の通信機器製造「アイコム」は19日、自社のトランシーバーが使われた可能性があるとの見方を示した。通信機器の一斉爆発は17日のポケットベル(ポケベル)型に続いて2日連続となった。
 ロイターによると、爆発したトランシーバーの残骸の写真を解析したところ内部に日本のメーカーの名前と日本製との表記があった。
 ロイターは、トランシーバーはポケベルとほぼ同時期の5カ月前にヒズボラが購入していたと報じた。アイコムによると、既に生産を終了した製品とみられる。幹部は「偽物の可能性は否定できないが、自社製品の可能性もある」と説明した。
 18日の爆発も17日と同様にヒズボラが影響力を持つベイルート南部やレバノン東部ベカー高原を中心に発生した。国営通信によると、家庭用の太陽光発電システムも爆発した。

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