2025/12/12 18:33

◎「垂仁陵」発掘現場を公開 幕末以降の工事跡、宮内庁

 宮内庁は「垂仁天皇陵」として管理する宝来山古墳(奈良市)について12日、外堤部分の発掘現場を報道陣や研究者に初めて公開した。発掘では築造当時の遺構は見つからず、幕末以降とみられる防水工事の跡を確認した。
 古墳は全長227メートルの前方後円墳。周囲に周濠が巡っている。水をとどめる現在の外堤は「文久の修陵」と呼ばれる幕末の修復事業で造成されたとされている。
 陵墓の参道になっている外堤の一部区間の護岸工事に先立ち、同庁が11月から調査を実施。堤の防水能力を高めるため、幕末以降に埋められたとみられる粘土や、1957年のコンクリートによる補強工事の跡が見つかった。

前の記事 次の記事

この記事を知人に転送

ストーンズが白組で出場 NHK紅白歌合戦
山形の八鍬みちるさんが日本代表 ミス・インターナショナル
NHK会長に井上樹彦氏が昇格へ 副会長、18年ぶり内部出身

>>文化・芸能ニュースのアクセスランキング

このカテゴリの一覧
TOPへ戻る