2025/12/12 15:57
◎治療費要求でカスハラ認定、三重 桑名の病院に入院患者
三重県桑名市は12日、悪質な事案で加害者の氏名を公表するカスタマーハラスメント(カスハラ)防止条例に基づき、入院していた患者が病院の対応に不満を持ち、看護師に治療費の肩代わりを要求した行為をカスハラと認定した。4月の条例施行から2例目の認定。市は警告書を発送し、改善されなければ市のホームページで氏名や住所を公表する。
市によると、市内の病院で11月、同室者の独り言が原因で眠れないと訴える患者が、職員に「不眠になったのは虐待だ」と発言。職員は謝罪したが、患者は「謝って済むことではない」と受け入れず、治療費を払うよう上司の看護師に求めた。
TOPへ戻る