2025/12/10 19:11

◎太陽光発電、絶滅危惧種に対策を 佐世保に大型施設建設で生態学会

 長崎県佐世保市の宇久島などで進む国内最大級の大規模太陽光発電所(メガソーラー)の建設計画を巡り、日本生態学会九州地区会などは10日、事業者側に対し、島に生息する絶滅危惧種や動植物の生存が脅かされないよう、専門家などと協力した保全対策の実施を求める要望書を送った。
 事業は、クラフティアや京セラなどが出資する発電事業会社「宇久島みらいエネルギー合同会社」(佐世保市)が計画し、発電能力は約480メガワットに及ぶ。2026年度中の稼働を目指し、23年12月に工事に着手した。
 要望書は、事業の予定地に貴重な動植物が生きる草原や湿地が含まれ、重大な影響が懸念されると指摘している。

前の記事 次の記事

この記事を知人に転送

人類は40万年前に火おこしたか 従来の証拠は5万年前、英遺跡
高齢者、外来負担を引き上げ 高額療養費、がん患者ら据え置き
坂口、北川氏にメダル授与 ノーベル医学、化学賞

>>科学・環境・医療・健康ニュースのアクセスランキング

このカテゴリの一覧
TOPへ戻る