2025/12/05 16:46

◎声優らに取引条件明示せず KADOKAWA子会社

 アニメや映画制作で業務を委託していたフリーの声優らに取引条件を明示せず、期日までに報酬を支払わなかったとして、公正取引委員会は5日、KADOKAWAの子会社で映像や音声制作を担う「グロービジョン」(東京)のフリーランス法違反を認定し、再発防止を求めて勧告した。
 公取委によると、同社は昨年11月1日〜今年1月31日、テレビ局などから請け負ったアニメや映画の制作で、編集や翻訳、演出などの業務を声優や翻訳家ら計55人に委託した際、取引条件を書面やメールで明示せず、期日までに報酬を支払わなかった。
 公取委は勧告で、フリーランス法に関する社内研修を実施することなどを求めた。

前の記事 次の記事

この記事を知人に転送

愛子さま24歳に 8月に保護猫迎え触れ合う
旧統一教会打撃が「人生の意味」 被告人質問、安倍昭恵さん出席
病院から入院中の被告が逃走 静岡・伊豆の国市、左手に手錠か

>>社会ニュースのアクセスランキング

このカテゴリの一覧
TOPへ戻る