2025/12/01 13:44

◎高市首相側に企業が上限超え寄付 小泉防衛相も、自民支部

 高市早苗首相と小泉進次郎防衛相がそれぞれ代表を務める自民党支部が昨年、企業から、政治資金規正法が定める年間の上限額を超える1千万円の寄付を受け取っていたことが1日、政治資金収支報告書や自民支部への取材で分かった。いずれの支部も返金手続きをしたとしている。
 規正法は、一つの企業が献金できる総額を会社の資本金に応じて年750万〜1億円と規定。登記によると、高市氏が代表の支部に寄付した東京都の企業は資本金1億円。小泉氏の支部に寄付をしたのは資本金1千万円の大阪府の企業だった。いずれも寄付の年間上限は750万円となっている。
 寄付を受けた高市氏の支部は「自民党奈良県第2選挙区支部」で、昨年8月26日付だった。支部は、企業側には寄付の上限などを記載した書類を渡していると説明した上で「企業規模を誤認していた。確認の上、上限を超えた分を速やかに返金させていただいた」とコメントした。
 小泉氏の支部「自民党神奈川県第11選挙区支部」は昨年12月10日に寄付を受領。今年11月28日付で超過分を返金した。

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