2025/11/30 21:01

◎【独自】防空ミサイル輸出検討へ 政府、フィリピンと非公式協議

 政府が、自衛隊の防空ミサイル「03式中距離地対空誘導弾」(中SAM)の輸出に関し、フィリピンと非公式に協議していることが分かった。高市政権は防衛装備品輸出を非戦闘目的の5類型に限る現行ルールを来年前半にも撤廃する方針で、正式決定後、速やかに輸出に向けて具体的な検討に入る。複数の関係者が30日、明らかにした。防衛装備品輸出に前のめりな政権の姿勢が鮮明になった。
 現在の防衛装備移転三原則の運用指針は「救難、輸送、警戒、監視、掃海」の5類型に限り輸出を認めている。自民党と日本維新の会は連立合意書で、2026年に5類型を撤廃する方針を明記した。
 運用指針の改定は政府の国家安全保障会議(議長・高市早苗首相)で決定できる。十分な国会の関与がないまま、5類型の見直しや殺傷能力のあるミサイル輸出がなし崩し的に進むことに懸念の声が出そうだ。
 関係者によると、日比両政府は中SAMの輸出を巡り意見交換を実施。フィリピン側から軍への導入に向けた関心を伝えられた。

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