2025/11/28 17:49
◎辺野古東側で土砂投入開始 政府、埋め立て本格着手
米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古移設を巡り、政府は28日、辺野古東側の大浦湾で、埋め立て用土砂の投入を始めた。大浦湾では、埋め立て区域を囲む護岸の整備や、海底に広がる軟弱地盤の改良工事に既に着手しているが、本格的な埋め立て作業は初めて。政府は工事を急ぐ構えだが、技術的な困難や土砂の不足が指摘されている。
沖縄県の玉城デニー知事は28日の記者会見で、辺野古移設計画に関し断念するよう改めて求めた。「対話によって解決策を求めていくことが重要だ」と語った。
小泉進次郎防衛相は閣議後記者会見で「地元に丁寧に説明しながら、工事を着実に進める」などとした。
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