2025/11/27 18:58
◎前橋市長が辞職、年明け選挙 ホテル問題２カ月で引責
前橋市議会は２７日招集の本会議で、小川晶市長（４２）の辞職に全会一致で同意した。小川氏は同日辞職する。市職員とのラブホテル面会問題の発覚から約２カ月で、責任を取った形。市選挙管理委員会は、辞職に伴う市長選を来年１月５日告示、１２日投開票とする日程を決めた。焦点は小川氏の動向や、選挙戦の構図へ移る。
辞職同意後、小川氏は出直し市長選への立候補を明言しなかった。市内で記者団に「支援者や市民と相談し、考えたい」と述べるにとどめた。今月１４日には、市長選となった場合は出馬する考えを示していた。
複数の関係者によると、同市出身の弁護士丸山彬氏（３９）が立候補する意向を固めた。２８日に記者会見する。共産党も候補擁立を模索する。
本会議では同意に先立ち、市民や議会の意見を踏まえ「悩み抜いた末の決断だ」と語った。弁護士出身の小川氏は群馬県議を経て、２０２４年２月の市長選で初当選。１８９２年の市制施行後、初の女性市長となった。
今年９月下旬、既婚の男性職員とホテルで１０回以上会ったと認める一方、男女関係を否定した。
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