2025/11/26 12:34
◎山手線5人刺傷認める、東京地裁 27歳女、責任能力争点に
JR山手線外回りの御徒町―秋葉原を走行中の電車内で2024年1月、乗客5人を包丁で刺すなどして負傷させたとして、殺人未遂や銃刀法違反の罪に問われた無職小野真紀被告(27)は26日、東京地裁の裁判員裁判初公判で起訴内容を認めた。弁護側は、被告が当時心神喪失状態で刑事責任能力がなかったとして無罪を主張した。
検察側は冒頭陳述で、被告が幼少期に親から虐待を受けて児童養護施設で育ち、精神科への入退院を繰り返していたと説明。犯行時は千葉県内のグループホームに入所しており、職員から規則違反を注意されてストレスの限界を迎え、人を殺すことで苦しみを分かってほしいと考え犯行を決意したと述べた。
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