2025/11/23 14:47

◎大の里が千秋楽休場、左肩脱臼 異例の展開、豊昇龍不戦勝

 大相撲の東横綱大の里(25)=本名中村泰輝、石川県出身、二所ノ関部屋=が九州場所千秋楽の23日、日本相撲協会に「左肩鎖関節脱臼で1カ月間の安静加療が必要」との診断書を提出して休場した。14日目を終え、11勝3敗で優勝争いの首位に並んでいた。師匠の二所ノ関親方(元横綱稀勢の里)によると、13日目の関脇安青錦戦で負傷したという。
 安青錦と同じく3敗で首位の横綱豊昇龍は不戦勝。安青錦が大関琴桜に敗れた時点で、相撲を取らずに5場所ぶり3度目の優勝が決まるという極めて異例の展開となる。横綱同士の結びの一番が休場でなくなるのも、異例の事態となった。
 二所ノ関親方は30日から始まる冬巡業の休場も明言。「今朝、稽古場で体を動かしてみたが、本人とも話して無理はさせず休ませることにした。千秋楽の休場で大変申し訳ない」とコメントした。
 大の里は2場所連続優勝と年間4度目の制覇が懸かっていた。休場は2023年夏場所の初土俵以来初めて。

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