2025/11/19 18:08

◎性被害者が安心できる支援策を 実名告発の福山さん、勉強会

 富山県黒部市で高校生だった時に父親から性的暴行を受け、実名で被害を訴えてきた福山里帆さん(25)が19日、家庭内性暴力に関する勉強会を、地方の超党派の女性議員向けに東京都内で開いた。「子どもは大人が作った制度の中でしか生きる選択肢がない」とし、被害者が安心して暮らせる支援策の確立を呼びかけた。
 福山さんは、親が加害者となるケースを前提に「誰かに話したことが(親に)伝わり、報復につながることもある」と指摘。衣食住や進学を理由に告発をためらう現状があるなど、被害が表面化しにくい家庭内性暴力の実態を訴えた。
 勉強会には約15人が参加。時折うなずきながらメモを取り耳を傾けた。

前の記事 次の記事

この記事を知人に転送

辞職か失職なら出直し選出馬へ ホテル問題で前橋市長、FM出演
秋田・能代のイオンにクマ侵入 2時間半後駆除、けが人なし
大分火災、170棟超が延焼 180人避難、鎮火に数日か

>>社会ニュースのアクセスランキング

このカテゴリの一覧
TOPへ戻る