2025/11/17 17:45

◎被爆者遺髪DNA型鑑定へ、広島 身元特定に向け初

 広島市は17日、平和記念公園内の原爆供養塔に遺骨が安置された犠牲者の身元を特定するため、一緒に納められている遺髪のDNA型鑑定をすると明らかにした。申し出があり、実施されれば初めて。
 市によると、遺髪は原爆供養塔納骨名簿に「鍛治山ミチ子」さんのものと記載された遺骨と共に納められていた。今年5月、被爆後に消息不明となった女性の手がかりを探す中で遺髪の存在を知った遺族が市に鑑定を要望。「家族の名前が誤って名簿に記載された可能性がある」としている。
 市は神奈川歯科大に照会し「可能性はゼロではない」との意見を得て実施を決定。遺族立ち会いの下、鑑定試料とする遺髪を選ぶ。

前の記事 次の記事

この記事を知人に転送

辞職か失職なら出直し選出馬へ ホテル問題で前橋市長、FM出演
秋田・能代のイオンにクマ侵入 2時間半後駆除、けが人なし
愛子さま、ラオス到着 外交70年、初の公式訪問

>>社会ニュースのアクセスランキング

このカテゴリの一覧
TOPへ戻る