2025/11/14 14:51

◎津波検知、最大10分早く 南海トラフ観測システム

 気象庁は14日、南海トラフ地震に備えた地震・津波観測システム「N―net(エヌネット)」について、20日から沿岸側の海底18地点に設置された津波計の活用を始めると発表した。発生場所によっては、津波の検知が最大で約10分早くなるなど、情報の迅速化や精度向上が期待できる。
 気象庁などによると、エヌネットは、南海トラフ地震の想定震源域のうち観測網がなかった高知県沖から宮崎県沖に、防災科学技術研究所(防災科研)が整備した。沿岸側と沖合側それぞれで、地震計や津波計が入った装置を海底ケーブルでつなぐ仕組み。
 昨年に沖合側の、今年6月には沿岸側の整備が完了した。

前の記事 次の記事

この記事を知人に転送

NHK党・立花孝志党首を逮捕 死亡した元県議の名誉毀損疑い
札幌・円山動物園にヒグマの足跡 フェンス越えたか、臨時閉園に
辞職か失職なら出直し選出馬へ ホテル問題で前橋市長、FM出演

>>社会ニュースのアクセスランキング

このカテゴリの一覧
TOPへ戻る