2025/11/12 12:24

◎N党の立花容疑者、違法性否定 「真実相当性あった」と弁護士に

 斎藤元彦兵庫県知事の疑惑告発文書問題を追及し、1月に死亡した元県議の竹内英明氏=当時(50)=への名誉毀損の疑いで逮捕された政治団体「NHKから国民を守る党」党首の立花孝志容疑者(58)が、自身の発言は「真実相当性があった」と違法性を否定していることが12日、接見した弁護士への取材で分かった。
 弁護士によると、容疑者は「竹内氏が警察の取り調べを受けているのは多分間違いない」とした自身の発言は、真実だと信じる十分な根拠を指す真実相当性があったと主張。竹内氏死去後の「逮捕される予定だったそうです」との発言内容は、虚偽の認識がなかったという趣旨の説明をし、いずれの容疑も無実だと主張しているという。
 兵庫県警はこれまでに「明白な虚偽だ」と完全否定。容疑者が虚偽だと認識した上で情報を発信した疑いを視野に、捜査を進めている。
 生前の名誉毀損の罪は県議を含む公務員に関する場合、虚偽であっても真実相当性があると認められれば、処罰されない。死後については立件のハードルがより高い。

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