2025/11/12 10:35

◎巡視船「そうや」が引退 現役最古、地球48周分航行

 現役最古の巡視船で、釧路海上保安部所属の「そうや」(3100トン)が12日で引退となり「解役式」が北九州市内の解体施設で開かれた。1978年に就役し、任務で約191万キロ、地球48周分を航行。「北海の守護神」として600件を超える海難に出動し、1450人以上を救助した。
 そうやは南極観測船や巡視船として活躍した「宗谷」の後継として建造された。海面を覆う氷を砕いて航行でき、氷に閉じ込められた船の救助や、オホーツク海の流氷観測に貢献した。今月4日、拠点の釧路港を出港していた。
 釧路海保には来月19日、新「そうや」が配属される。

前の記事 次の記事

この記事を知人に転送

辞職か失職なら出直し選出馬へ ホテル問題で前橋市長、FM出演
広末涼子さん、事故で書類送検へ 新東名で追突、時速185キロか
女児放置疑い母親と同居の男逮捕 1日1食、低栄養状態に

>>社会ニュースのアクセスランキング

このカテゴリの一覧
TOPへ戻る