2025/11/11 16:33

◎埼玉の陥没、補償申請一部見送り 続く悪臭、住民に不信感

 埼玉県八潮市で1月に起きた県道陥没事故で、県が示した金銭補償に対し、周辺の一部住民が申請を見送る考えであることが11日、複数の関係者への取材で分かった。発生から9カ月余りがたつ今も、付近には下水から出る硫化水素の悪臭が漂い、健康被害などを懸念する住民に補償内容への不信感があるためだ。県は追加補償も検討するが、前例のない被害への対応に苦慮している。
 県は8月、陥没現場から半径約200メートルの住民や事業者に一律補償をすると明らかにした。住民の対象は419世帯で、額は単身世帯で5万円。家族が1人増えるごとに2万円を加算する。90事業者には一律10万円とした。県によると、今月10日時点で224世帯が申請している。

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