2025/11/07 19:10

◎新入り麻薬探知犬、お手柄 神戸空港荷物、薬物かぎわけ発見

 海外から持ち込まれる違法薬物を探し出す神戸税関の麻薬探知犬「ハードル号」が、着任後早々に神戸空港の手荷物から少量の有害薬物の臭いをかぎ分ける手柄を上げた。所持していた米国籍の男(26)は麻薬取締法違反の罪で起訴。税関は7日に関税法違反容疑で告発し、記者会見でハードル号の活躍をたたえた。
 2歳の雌のラブラドルレトリバーで9月に任務に就いた。違法薬物などの臭いに反応すると、座るよう訓練されている。
 10月10日に荷物検査場で巡回中、スーツケースの前で座り込み、職員が開けると有害成分テトラヒドロカンナビノール(THC)を含む液体1・37グラムが入った器具などが見つかった。
 これほどの短期間で成果を出すのは珍しく、税関担当者は「ご褒美はいっぱい遊んであげること」と表情を崩した。

前の記事 次の記事

この記事を知人に転送

バレー元日本代表、懲戒免職 秋田の強豪高校で体罰
車が駐車場から崖下に、夫婦死亡 石川・岐阜結ぶホワイトロード
NHK党・立花孝志党首を逮捕 死亡した元県議の名誉毀損疑い

>>社会ニュースのアクセスランキング

このカテゴリの一覧
TOPへ戻る