2025/11/05 10:31

◎逮捕の女「凶器の刃物処分した」 被害者夫の部活待ちも

 1999年に名古屋市西区のアパートで主婦高羽奈美子さん=当時(32)=が殺害された事件で、殺人の疑いで逮捕された安福久美子容疑者(69)が「凶器の刃物は処分した」との趣旨の供述をしていることが5日、捜査関係者への取材で分かった。刃物は逮捕後の自宅の家宅捜索でも見つかっておらず、愛知県警西署捜査本部が経緯を調べている。
 奈美子さんの夫悟さん(69)によると、大学の部活動の練習終了後に容疑者が連絡なく待っていたことがあったことも判明。「待たれるのは困る」との趣旨を伝えたという。大学を卒業した後に再会したのは、事件5カ月前に開かれた高校の部活動の同窓会だったとみられる。
 悟さんは高校時代、容疑者と同級生で、同じ部で活動していた。バレンタインデーにチョコレートをもらったり、好意を告げられたりしたことがあったという。
 捜査本部によると、99年11月13日午後、アパートの大家が廊下に倒れている奈美子さんを発見。首を数カ所刺され失血死だった。容疑者が突然アパートを訪れ、持ち込んだ刃物で襲撃したとみられる。

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