2025/11/04 19:19

◎井上ひさしさん初期の戯曲 男が一人語り、若者向け月刊誌に

 作家の井上ひさしさん(1934〜2010年)が24歳の時、若者向け月刊誌に戯曲を発表していたことが、4日までに分かった。これまでほとんど知られていなかった作品で、題名は「乞食よ、ちょっと待て」。泥棒の見張りをしているという男が一人語りする筋立て。
 掲載されていたのは「若い広場」の1959年1月号で、全8ページ。井上さんの娘で劇団こまつ座代表の麻矢さんは「この作品はこれまで読んだことがなかった」と語る。
 同誌の59年4月号と5月号には、井上さんの詩「子どもと子どもでない人たちの歌」も掲載されていた。

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