2025/11/04 12:45

◎来年1月にも外国人総合的対応策 土地取得ルールや入管強化へ

 政府は4日、外国人政策に関する関係閣僚会議の初会合を首相官邸で開いた。高市早苗首相は、一部の外国人による違法行為やルールの逸脱があるとして、国民が不安や不公平を感じていると指摘。「排外主義とは一線を画しつつも、こうした行為には政府として毅然と対応をする」と述べた。政府の司令塔機能強化と外国人による土地取得ルールの見直しを進める方針。
 首相はスピード感を持って検討するよう指示した。来年1月をめどに総合的対応策をまとめ、基本的な考え方や取り組みの方向性を示すという。出入国管理体制の強化や外国人に関する制度の悪用対策、人手不足などを背景に増加し続ける外国人の受け入れの在り方も論点となる。外国人の受け入れに関する基礎的な調査や検討を行うとしている。
 木原稔官房長官が議長で、新設の外国人共生担当を務める小野田紀美経済安全保障担当相と平口洋法相が副議長を務める。木原氏は4日の記者会見で「新たな体制の下、各種課題について検討を進めていく」と語った。

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