2025/09/22 14:36

◎名古屋高裁は10月30日判決 参院選、1票の格差訴訟

 「1票の格差」を是正せずに実施した7月の参院選は憲法違反だとして、岐阜、愛知、三重の有権者3人が各選挙区の選挙無効を求めた訴訟の第1回口頭弁論が22日、名古屋高裁(片田信宏裁判長)で開かれ、即日結審した。判決は10月30日。
 原告側代理人の升永英俊弁護士は、最大格差が前回2022年参院選から拡大し「是正とは真逆の著しい後退だ」と意見陳述した。被告の3県の選挙管理委員会側は請求棄却を求めた。
 弁護士グループが全国14高裁・高裁支部に一斉に起こした訴訟の一つ。参院選当日の有権者数に基づく最大格差は3・13倍で、最高裁が「合憲」と判断した22年の3・03倍から拡大した。

前の記事 次の記事

この記事を知人に転送

女性アイドルにわいせつ疑い 所属事務所代表の男逮捕
台風17、18、19号が発生 気象庁発表、同じ日に三つは異例
女性刺殺未遂疑い、知人の男逮捕 宮崎、搬送時意識あり

>>社会ニュースのアクセスランキング

このカテゴリの一覧
TOPへ戻る