2025/09/18 18:00

◎09年の女性殺害無罪で控訴 長崎地検「看過できず」

 長崎県大村市で2009年、同居する40代女性を殺害したとして、殺人罪に問われた馬場恒典被告(75)を無罪とした長崎地裁の裁判員裁判判決を不服とし、長崎地検は18日、福岡高裁に控訴した。4日の判決は、馬場被告が殺害に何らかの関与をしている疑いが濃厚だと認める一方、関係者の証言の信用性を疑問視していた。求刑は懲役18年だった。
 伊藤拓真次席検事は「判決の認定は検察として看過できず、控訴して是正を求める」とコメントした。
 馬場被告は09年4月中旬〜同6月ごろ、当時の自宅で48歳か49歳の無職松永千賀子さんの頭を鈍器で複数回殴って殺害したとして起訴され、公判では一貫して否認した。

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