2025/09/10 12:08

◎放火焼死男性の弟「なぜ恨みを」 札幌地裁の公判で検察側が朗読

 北海道北広島市の自立支援施設に放火して男女2人を焼死させたとして、殺人と現住建造物等放火の罪に問われた元入居者の無職荻野正美被告(70)の論告求刑公判が10日、札幌地裁で開かれた。検察側が論告に先立ち、施設の管理人だった被害男性の弟の供述として「誇らしげに支援事業に従事していた兄が、なぜ恨みを買ったのか分からない」との内容を朗読した。
 被告は初公判で起訴内容を認める一方、弁護人は心神喪失状態だったとし無罪を主張している。
 起訴状によると、22年9月30日、管理人の男性=当時(71)=を殺害しようと考え、灯油をまいて施設を全焼させ、男性と女性入居者=当時(51)=を殺害したとしている。

前の記事 次の記事

この記事を知人に転送

悠仁さま、成年式「加冠の儀」 「責務の重さを自覚」
伊東市の田久保市長が議会解散 市議選へ「信を問うべき」
都内で記録的大雨、川氾濫 前線影響、新幹線見合わせ

>>社会ニュースのアクセスランキング

このカテゴリの一覧
TOPへ戻る