2025/09/09 19:36

◎「虐待は被害妄想的な部分ある」 障害者団体抗議、県主事厳重注意

 障害者への虐待防止や差別解消を議論する愛知県の協議会で、県民生活課の男性主事(60)が障害者への虐待について「被害妄想的な部分がある」などと発言していたことが9日、県への取材で分かった。出席していた障害者団体の幹部らが、その場で「到底認められない」と抗議。主事は同課の課長から厳重注意を受けた。県は団体に対し謝罪する予定。
 県によると、問題の発言は5日、県庁で開かれた協議会であった。2024年度に県内市町村などが障害者への虐待と判断した件数は417件(速報値)で過去最多との報告があった。主事は終盤に「障害者に効果をもたらすこともある」「障害者は最近、強気になっている」などと述べた。

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